主人の転職を機に、2014年に購入したマンションを売却することになりました。
息子が小学2年生・娘が年長ということで、夫婦で話し合った結果、娘の卒園までは住むこと。
とはいえ、学校生活にも慣れ、お友達もたくさんできた息子の転校のことだけが気がかりでした。

どういう風に伝えようか…
人一倍、感受性が豊かな息子なので、どうやって伝えようか?とすごく悩みました。
タイミングを見計らいながら、2人きりの時があったので意を決してストレートに…
すると、予想通りに目に涙を浮かべて

ヤだよ~
お友達と離れたくないよ~
このお家がいいよ~
正直、胸が締め付けられる思いでした。
もしマンションを売る時期があと2年早かったら、そんな思いをさせずに済んだのに…

悲しいねぇ~
ママもこのお家が大好きだよ
次のお家もみんな一緒だから大丈夫!
また沢山お友達ができるよ
こんなありきたりな言葉をかけてあげることしかできませんでした。
それからしばらくすると、

ママ~
〇〇くんにお引越しのこと話したよ
えっ?!なんですって?(こころの声)
私としてはとても衝撃的な出来事だったので、すぐには理解できませんでした。
どういう気持ちの変化があったのか…しばらくは様子見かな~
と気にかけながらも、マンションを売るにはどうしたらいいのかを調べることにしました。
ひょんなことから担当の不動産が決まる
ポストに連日投函される『マンション売りませんか?』のチラシ。
今までは資源ごみの箱にドンドン入れていましたが、どんな不動産業者があるのかコレクションすることから始めました。
と同時に、マンションを売却することになったことを話したり、実際にマイホームを売却した人はいないか調べたりしました。
結果的には集めたチラシの中にはない不動産会社にお願いすることになったんですけどね。
その方に行きついたのは、幼稚園ママたちとの飲み会でした(笑)

マンションを売ることにしたの~
どこの不動産にするか迷ってることを言ったら、その場で連絡とってくれたんです!
あんまり詳しく書けないんだけど、娘と同じクラスの子のパパです(笑)
2日後くらいにウチに来てくれて、大事なマンションを託すことに決めました。
もちろん知り合いだからというだけで決めたのではありませんので悪しからず。
情報は待ってても得られない!有力な情報をつかむには行動あるべし!
集合住宅に住んでいると、毎日のようにチラシやDMが投函されることが多くて困っている方に朗報!
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こういうステッカーを貼って拒否表明をするだけで効果があります。
投函している業者は、明確に拒否しているお宅に投函しないように指導されているようで、万が一間違って投函してしまった場合は投函した業者にではなくチラシ依頼者へクレームが行くことになるので、業者としても都合が悪くなるのでしょうね。
これはチラシなどを投函しないで欲しい人への情報なので、私のように情報を集めたい人は貼らないでくださいね♪
(すでに貼っていて不動産情報などを集めたいときは剥がしておきましょう!)
かめりあ家、売れました!
売りに出してから数ヶ月、8組目に内覧された方からの申し込みがありました!

無事に売値で売れました♪
いや~、しかし長かった!
何度も挫けそうになりましたもん。
実はね、1組目に内覧したカップルが購入すると言ってたらしいんです。
しかし、月々の支払い金額が今の家賃より2万高くなるということを冷静に考えて辞退されたんです。

それ、ナイス判断よ!
月々の支払いが厳しいようだったら、マイホームなんて買うべきではないんです。
Uさん曰く、実際に住宅ローンが支払えなくなってマイホームを手放す人も多いようです。
( ※ Uさん → かめりあホーム売却担当大臣 )
もちろん、私として早く売れることが1番ですけどね♪
2~7組目に内覧された方々は、物件を気に入ったものの購入とはなりませんでした。

今回は脈ありそうじゃね?
と思ってもフラれ続けました。
人間、こうもフラれ続けると『もう、どうにでもなれぃ!』っていう気持ちになるんですね(笑)
『どうせ見るだけっしょ?買わないんっしょ?』という捻くれた感情も湧いてくるし…
ただ『人気物件なのは間違いないので絶対に売れます!』とUさんが言ってくれるので、なんとか平常心を保てていたのも事実です。
ぶっちゃけ、8回目の内覧は脈なしだと思ってたんです。
9組目、10組目も予定されていたので、次で決まるといいな~くらいに思ってました。
売却もだけど、かめりあ家の新居を探しはじめる時期になったこともあり、気持ちは新居探しに向いていました。
自分の勘は当てにならない。
次に進めば、おのずと結果はついてくる。
住宅ローンと新居の家賃が1ヶ月だけダブってしまいますが、引越し前に買い手が決まって安心しました。
そもそも何でマンションを購入したのか?
結婚したときは、私が1人暮らししていたアパートで新婚生活をスタートしました。
まもなくして妊娠が分かると同時に仕事を辞め、主人の会社の社宅に引っ越すことになりました。
家賃は15,000円と破格だったけど、日当たりは悪い!湿気がハンパない!ゴキ〇リさんと同居!という感じでした。
社宅から出たい!と主人に懇願し、乳飲み子を抱えながら部屋を探しはじめました。
しかも、なぜか分譲マンションばかり(笑)
5つ目の内覧でビビビ!ときた物件を購入することにしました。
- 駅近ではないけれど、間取りも周囲の環境も最高!
- 月々の返済も無理のない感じ
- 少しでも早く社宅を出たい
しかし、この時の私たちに足りなかったもの・・・それは出口はどうする?ということを1ミリも考えてなかったこと。
ずっと住むつもりがないのに売るときのことを考えてないなんて…めっちゃギャンブルじみていますよね。
ただ、実際にマイホームを購入したからこそ分かる(経験する・学ぶ)こともたくさんあったのも事実です。
この6年間・・・本当にいろいろと勉強して成長したなぁ~と。
とまあ、不動産の知識など全く持ち合わせていない状態でのマイホーム購入でしたが、結果として購入価格で売却できるという資産価値がある物件でした。
つぎは賃貸か?持ち家か?
まわりの友達にマンションを売却することを伝えると、ほぼ全員から聞かれたのが・・・

次も買うの?
夫婦そろって『次は賃貸』と意見は一致していたけれど、持ち家→賃貸というのは珍しいというのが周りの意見でしたね。
内覧に訪れた人が『広い!きれい!』と目を輝かせるのに対し、私たちが賃貸物件を見たときに『狭い…(収納が)少ない…』でした。
これが答えなのかな(笑)
確かに、このマンションは立地も間取りも含めて生活するのに快適すぎます!
それでも我が家は賃貸に移り住むことにしました。
つぎの住み家を賃貸にした理由
主人の転職先の会社が2人の地元近くだということ、両家とも持ち家であることが主な理由です。
もしかしたら義実家との同居の話が浮上してくるのではないか?とヒヤヒヤしてましたけどね(笑)
また、マンションを購入して数年がたったある日に主人が言ってた

子どもの成長に合わせて必要な住環境を考えると賃貸がいいよね
というのも一理あるかなと思います。
子どもが小さいときと思春期を迎えるときとでは、そのときに合った(必要な)部屋の数や広さが変化する!ということが言いたかったようです。
マンションを購入したことを後悔している訳ではなく、そういう選択肢もあったよね~って話てくれました。
たぶん賃貸しか住んだことがなかったら、マイホームへの憧れを持ってたかもしれないですけどね(笑)
賃貸であろうと持ち家であろうと、自分たちが居心地のいい家に育て上げればイイのだ!
今までは収納やら家具の配置を自分だけで決めてましたが、これからは家族の意見を聞きながら一緒に考えていこうと思って聞き取り調査を行っているところです(笑)
生意気にも、4月から小学1年生の娘が1人部屋が欲しいと言い出しました。
もちろん却下!(笑)
でも、ゆくゆくは息子と娘それぞれの部屋を用意しないといけない日が来るかもしれませんね。
1人部屋とかもらったことがない私からすると、すごく贅沢な感じもしますがね…

ボク、ママと同じ部屋がイイ♪
うんうん、息子はまだまだママと一緒がいい様です♪