私が月経カップデビューで選んだのはエヴァカップです。
いろんな月経カップがある中、エヴァカップを選んだ理由は『身近な人が使っていたから』です。
やはりリアルに相談できる人がいるというのは心強いですよね♪
医療用シリコンやゴム、ラテックス製のものが多く、長くて10年間使用できるという特徴があります。欧米では1990年頃より薬局などで販売されるようになりました。生理用品ですので使用をオープンにしている人も少なく積極的な調査をされているところは少ないのですが、世界の中でも使用している女性が多いフィンランドにおいてとある会社が調査した結果によると、12%の女性が月経カップを使用しているという結果が出ました。月経カップの使用が進んでいる国で約10人に1人の使用率のため、日本ではまだ使用している方は少ないかもしれません。日本の場合は特に若い女性や、産婦人科で働いておりこの月経カップの存在を早期から知っていた方で使用者が多い傾向にあります。
引用元:Clinicfor.life
とはいえ、日本では月経カップを使用している人が少ないのが現状で、使っている人が身近にいたのはラッキーだったのかもしれません。
月経カップに興味はあるけど、なかなか踏み出せずにいる人がたくさん居るんだろうな~と思い、今回記事にしてみることにしました。

- 使い方がむずかしくて挫折した
- 煮沸消毒などお手入れが面倒くさい
- 月経カップの値段が高い(4~5,000円)
私自身も不安に思っていたことですが、月経カップを使いはじめてからは生理期間をとても快適に過ごせています。
この記事では、月経カップを使いはじめて5か月の私が良かったと思うことを4点紹介しています。
使い方やお手入れ方法に慣れるまでは時間はかかりますが、試してみる価値はあると思います。
月経カップの使い心地は控え目に言っても最高だった!

私が月経カップを使いはじめた理由は、生理中の不快な症状(臭いやムレなど)を改善したかったのと、ゴミを減らしたかったという2つの思いからです。
私が月経カップを使いはじめた頃のことを紹介しますと、
- なかなか挿入することができなかった(挿入できても中でうまく開かなかった)
- キチンと装着したつもりなのに経血が漏れることがあった
- 取り出すときに痛みがあった
しかし、月経カップを使いはじめてから5か月後の現在は、
- うまく挿入できずにやり直すことがある
- 装着しても違和感がなく、経血が漏れることもなくなった
- 取り出すときのコツをつかんだので痛みはなくなった
まだ完璧に使いこなせている訳ではありませんが、生理中だということを忘れるくらい快適に過ごすことができています。
生理中の不快は症状もない!ゴミも出ない!ということで月経カップを使いはじめましたが、実際に使ってみて次の4つのメリットを発見しました。
1.経血が多い日でも1日3回交換するだけでよくなった!

ナプキンを使っているときはトイレに行くたびに交換する必要がありましたが、月経カップだと多くて1日3回交換するだけでイイのです!
私が愛用しているエヴァカップは最長12時間の使用が可能と言われていますが、経血量は人それぞれだと思うのです。
そこで、月経カップを装着した時間と経血の量を記録してから交換する頻度を決めることをオススメします。
私自身、月経カップを使いながら次のような使い方におちつきました。
- 初日1日2回交換
12時間ちかく装着していても経血量は月経カップの半分程度。
生理がはじまったのが朝昼なら1日2回、夕方~夜なら1日1回交換。
臨機応変に♪ - 2~3日目
(経血多め)1日3回交換初日と同じように12時間ちかく装着していたら漏れを確認。
取り出してみると月経カップが経血で満タンだった。
少し時間を短縮して1日3回交換することでモレを回避。 - 4日目1日2回交換
初日よりも経血の量が少なくなるので1日2回交換でOK!
- 5日目布ナプキンのみ
ほぼ経血がないので布ナプキンのみ。
月経カップを電子レンジで煮沸消毒して収納する。
ナプキンに吸収された経血では量を正確に把握できませんが、エヴァカップなら目盛りがついているので経血の量をほぼ正確にはかることができます。
使い慣れるまでは経血が漏れたりすることもあるので、ナプキンを併用しておくと安心ですね♪
2.外出中に交換することがなくなった!

先ほど紹介した私の月経カップの使い方では、計算上は連続8時間(生理2~3日目)ということになります。
旅行でもしない限り8時間以上も外出することはないので、外出するときに生理用品を持ち歩くことはありません。
もし経血が漏れたりしたら…と、もしもの時の為に布ナプキンを1枚だけカバンに忍ばせています。
月経カップを使いはじめるまではカバンの中に常にナプキンポーチを入れていたので、月経カップを使うようになってからはカバンの中身もスッキリしました。
経血がドロっと出た感覚があったら『ナプキンを交換しなきゃ!』とトイレに行っていましたが、月経カップはそもそも経血が出ないので尿意がなければトイレに行く必要もありません。
長時間の外出だとナプキンを交換する回数も多くなりがちですが、月経カップはある程度の時間であれば交換する必要がありません。
外出中に交換する必要がなくなっただけでなく、持ち歩く荷物(ナプキン)も減らすことができました。

もし長時間お出かけすることになったときはどうするの?
私は専業主婦で8時間以上お出かけすることはありませんが、長時間お出かけるときは外出する前に交換しているので外出中に交換することはありません。
もしフルタイムで働くようになって外出先での交換が必要になった場合を想定するならば、月経カップをもう1つ買い足すと思います。
- 月経カップを取り出した後、溜まった経血をトイレに流す
- 取り出した月経カップをウエットティッシュなどに包み、ジップロックに入れて持ち帰る
- 帰宅してから月経カップをキレイに洗う
いつもお風呂で交換しているので、もし経血が手についてもすぐに洗い流せますが、外出先で交換するようになればトイレで交換する練習もしておいた方がイイかもですね。
3.入浴や寝るときの体勢に制限がなくなった!

生理中に小さな子どもをお風呂に入れる問題、みなさんどうされていますか?
私は子どもが小さい頃はタンポンを装着して入浴したりしていましたが、月経カップを使うようになってからは一切気にせず入浴するようになりました。
おうちでのお風呂も気にせずに入ることができるし、なにより大好きな温泉やサウナに行くときが生理中でもお構いなしに行けるようになったのは嬉しかったです。
生理中だから…と諦めたり我慢したりする必要がなくなったのは、とても嬉しいことです。
いまでは旅行の計画をたてるときも、生理の予定を気にする必要がなくなりました。
また、寝ているときにどんな体勢をしようがどれだけ寝返りを打とうが、後ろモレや横モレの心配する必要がありません。
抱き枕にギューってしながら寝るのが好きな私にとって…控え目にいっても最高なんです!
4.お金と時間、さらには収納場所の節約にもつながった!

定期的にナプキンを購入する必要がなくなったことでお金の節約になり、買い物に行く手間(=時間の節約)もなくなりました。
1回の生理で使用するナプキンやタンポンの金額は約600 円。一生涯の生理の回数はおよそ456回。一生で女性が生理用品に使う金額はなんと約30万円。エヴァカップを使えば、5年間で約32,000円、10年間で約68,000円もお財布に残ります。
引用元:integro
月経カップは購入したときについてきた巾着に入れ、布ナプキンは洗って乾かした後にジッパー袋に入れ、どちらも下着と一緒に収納しています。
いまではナプキンを収納する場所を確保する必要がないので、収納場所の節約にもなりました。
はじめは月経カップや布ナプキンを購入するのにお金は必要ですが、ランニングコストがかからないのでとても経済的です。
参考までに、私が購入した月経カップ(エヴァカップ)と布ナプキンの値段を紹介しておきます。
値段(購入場所) | |
月経カップ | 5,181円 (楽天市場) |
布ナプキン | 1,199円/4枚 (メルカリ) |
月経カップはポイントサイト経由で購入、布ナプキンはメルカリの売上金で購入しているので、お得にそろえることができました。
まだメルカリを初めてない方は招待コード『JEQHCQ』を入力すると500Pもらえるので良かったら使ってくださいね!
メルカリはこちらから!
まとめ
私が月経カップを使いはじめるキッカケが『生理中の不快な症状の改善』と『ゴミを減らしたい』という2つの思いからでした。
しかし、月経カップを使っていくうちに、次々にメリットが出てくるではないですか!
月経カップについて調べているとトキシックショック症候群ということも初めて知りました。
一般的には、月経カップはTSSの発症のリスクはほぼないといわれてきました。しかし、最近の研究によると、カップもTSSにつながる可能性があることがわかってきました。ただ、恐れないでください。この研究では、月経カップを使用した人のなかでTSSの症例を報告した人はたった2人だけでした。カップの使用中にTSSを発症する可能性があることは認めますが、重要なことは、この2人のケースは、いずれもカップのメーカーが示している最長使用時間である10〜12時間をはるかに超えて、なんと7日間もカップを腟内に放置していたのです。
引用元:INTEGRO
月経カップは体のなかに入れるものなので、自分で判断して使用することが大事です。
私と同じように、月経カップに興味はあるけどなかなかスタートを踏み出せないな…という人が、生理中でも快適に過ごすことができるようになればなと強く思います。