医療費がかさみ、医療費控除が必要になったときにやったこと。
- 家計簿から1年間の医療費だけを抜き出す
- 家族別に分類する
- さらに医療機関ごとに分別する
- それぞれを合計する
これが結構大変で。こんなことなら定期的にキチンと管理しておけば…という苦い経験から、家計簿とは別に1年間の医療費を記録するために作成したテンプレートです。
医療費を支払ったときに記入しておくだけで、医療費控除を受ける書類を作成するときに非常に役立ちます。

確定申告の必要がなくても、1年間の医療費を把握できるのでやってみて!
1年間の医療費がいくらか知りたい!確定申告にそなえて準備しておきたい!という人におすすめのテンプレートです。
また、領収書はこうやって保管しておいた方がいいよ!という方法も紹介しています。
サイトで配布しているテンプレートはすべて無料ダウンロードできますが、ファイルの無断複製・転載・販売・再配布は禁止しています。
家族全員の医療費を管理する一覧表

1月1日~12月31日までの1年間に支払った家族全員の医療費を記録していきます。
テンプレートのサイズとファイル形式は次のとおり。
サイズ | A5 |
ファイル形式 |
無料ダウンロードできる
厚みがあって裏うつりもしにくいリフィルに印刷して家計簿にはさんでいます。
記入する項目は4つ
- 日にち
- 受診した人の名前
- 病院名・薬局名
- 支払った金額
医療費を支払ったら、上記4つを書きこみます。

この4つの項目は、医療費控除を受けるときに必要な書類『医療費の明細書』で必要な項目です。
引用元:国税庁
今回は医療費だけを管理する方法を紹介していますが、医療費以外にも医療費控除の対象となるものがあるのでチェックしておきましょう。
セルフメディケーション制度にも対応

薬局やドラッグストアで購入できる医薬品のうち、セルフメディケーション税制の対象のものはメモしています。
セルフメディケーション税制とは
確定申告をする方が定期健康診断等を受けたうえで、購入した特定のOTC医薬品の合計が1万2,000円を超えた場合に超えた金額について控除を受けることができる制度
一部の対象医薬品については、その医薬品のパッケージにセルフメディケーション税制の対象である旨を示す識別マークが掲載されています。


医療費控除とセルフメディケーション税制はどちらか一方でしか確定申告できないので、同じ用紙でまとめておくとすぐに比較できるので便利です。
1ヶ月ごとに集計する

月末に1ヶ月分の医療費の合計を計算しておきます。
これをくり返してやっておくと、医療費控除を受けることになったときも慌てずに対応することができます。
【領収書】おすすめの保管方法

リヒトラブのクリップファイルを使って、領収書と医療費一覧表を一緒に管理しています。

医療費一覧表に必要な情報を書いてから、領収書を左側のポケットにはさんでるよ!
このとき、領収書はフセンなどを使って人別に仕分けしておきましょう。
というのも、医療費控除の書類をつくるときは
- 誰が
- どこで
- いくら支払ったのか
- 還付金は?
という風に『私が1年間でこの病院に支払った医療費の合計はいくら』として記載するからです。
医療費控除を受けるとき、領収書の添付は不要ですが『5年間は保管しておく』必要がある。
1年分の領収書はひとまとめにして保管しています。

2024年の医療費は、部活動後の息子のケガや子供たちの歯科矯正で医療費がとんでもない金額になりました。
無料ダウンロードできる