【家計管理】はじめにすべきたった1つのこと!家計の現状を把握する

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家計の現状把握 手書き家計簿
ビギナーさん
ビギナーさん

これから家計管理をはじめるんだけど、何からしたらいいの?

『家計管理をする=家計簿をつける』というのが世の常ではないでしょうか?

かくいう私も、家計管理をまかせれたときは、まっさきに市販の家計簿を買いに行きました。

みぃやん
みぃやん

とりあえず収入と支出を家計簿に書き出せばイイんでしょ?

ところがどっこい、その家計簿をつけることが1ヶ月と続かない…。

  • 市販の家計簿
  • 袋分け家計簿
  • 家計簿アプリ

ありとあらゆる方法で家計簿をつけてみたけどやはり続かない…

それもそのハズ!
家計簿をつけることが目的になっていて、『何のために家計簿をつけるのか』という目的を決めてなかったんですから…。

みぃやん
みぃやん

『子どもたちの教育費を中3までに1,000万円ずつ用意できるように、ムダなお金の使い方をしていないかチェックする』が家計簿をつける目的だ!

家計簿をつける目的が決まったら、次にやるべきことはたった1つ『家計の現状を把握すること』です。

  • これから家計管理をスタートする方
  • 家計簿が続かなくて悩んでいる方

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【家計管理】4つの項目で家計の現状を把握する

家計の現状を把握する項目は次の4つです。

  1. 総資産額
  2. 負債
  3. 収入
  4. 支出

1つずつ書き出していけば、家計がどのような状況なのかが分かります。

①総資産額

総資産額では『自分がいまいくら持っているのか』をモレなく書き出すことが大切です。

  • 現金
  • 預金
  • 株式・有価証券
  • 不動産
  • 保険(解約返戻金)
  • 退職金

 ※有価証券や解約返戻金は現在の評価額

上記のうち『預金と株式・有価証券、退職金』については、自作したテンプレートを使って毎月末にチェックしています。

資産簿

資産の推移もチェックできる資産簿(A5サイズ)は無料配布しています。

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②負債

負債の例をあげています。

  • 借金
  • 各種ローン
  • 奨学金の返済

残債・金利・残りの期間・月々の返済額などを一緒に記入しておくと、まとまったお金ができたときに返済する優先順位が分かりやすいです。

項目借入額毎月返済額金利残債備考
住宅ローン
マイカーローン
奨学金
負債の書き出し(例)

③収入

収入の例を10種類あげているので、該当するものを書き出しましょう。

給与所得会社員が得る給料や賞与
事業所得自営業やフリーランスからの収入
不動産所得不動産の賃貸による収入
利子所得預金や公社債からの利子
配当所得株式や投資信託からの配当
譲渡所得資産売却による利益
退職所得退職金などの一時金
山林所得山林を伐採または売却した利益
一時所得懸賞金や保険金などの一時的な収入
雑所得上記以外の収入
収入の種類

④支出

家計における支出は、次の3つに分類して書き出します。

  • 固定費
  • 変動費
  • 特別費

固定費

固定費は『毎月かならず発生する費用』とし、一般的に固定費とよばれるものを表でまとめました。

項目内容
住居費家賃・住宅ローン(管理費含む)
自動車費駐車場代、自動車ローン、自動車保険料など
水道光熱費水道代、電気代、ガス料金、灯油代
通信費固定電話、携帯電話、インターネット接続料、サブスクなど
保険料医療保険、生命保険、がん保険、火災保険 、学資保険、個人年金など
税金国民健康保険料、国民年金、所得税、住民税など
教育費子供の学費や給食費、塾や習い事などの月謝など
おこづかい夫、妻、子ども
各種積立
貯蓄
固定費(例)

固定費を書き出すとき、次の3点も一緒にまとめておくと家計を見直すときに役に立ちます。

  • いつ支払うのか
  • いくら支払うのか
  • 支払い方法(現金/口座引落/クレカ支払い)

わが家の固定費を例にあげるとこんな感じ↓

金額支払日支払い方法
家賃68,400円25日振込
電気/ガス17,000円25日クレカ(エポスゴールド)
水道8,000円20日請求書払い(paypay)
スマホ(3台)4,000円25日クレカ(エポスゴールド)
光回線5,217円25日クレカ(エポスゴールド)
学業費8,000円25日現金
習い事6,000円25日現金
給食費9,890円27日口座引落(N銀行)
おこづかい51,000円25日現金
固定費の書き出し(例)

固定費については【手書き家計簿】年間収支一覧表の使い方で詳しく紹介しています。

みぃやん
みぃやん

表にある項目のうち、年払いにしているものがあれば後ほど紹介する『特別費』に分類するのがオススメ!

変動費

変動費は『毎月の食費や交際費、医療費などその時々で変動する費用』とし、一般的に変動費とよばれるものを表でまとめました。

項目内容
食費食材の購入費用、外食代など
日用品毎日の生活で使う消耗品など
ガソリン代ガソリンの給油
医療費病院の診察費や薬代、医薬品やサプリメント、病院までの交通費、入院費など
被服費洋服やバッグ、靴などの購入、クリーニング代など
美容費化粧品購入や美容院代など
交通費電車、バス、タクシーといった交通機関の利用代金、新幹線や飛行機代、定期代など
交際費飲み会やプレゼント・手土産代、冠婚葬祭など
娯楽費書籍の購入や映画鑑賞など
子ども費教材や文具代、部活動や習い事の雑費など
雑費その他の少額な出費
変動費(例)

わが家の変動費の項目数は次の7つ。

  • 食費
  • 外食費
  • 日用品
  • 雑費
  • ガソリン
  • 医療費
  • 被服美容
みぃやん
みぃやん

変動費の項目数を少なくすると管理がラクになって家計簿が続くよ!(持論)

変動費については【手書き家計簿】1日1行家計簿と毎月の家計簿の使い方で詳しく紹介しています。

特別費

特別費は『1年に1回 もしくは数回ある支出のうち、毎月の家計をくるわせる高額な支出』とし、一般的に特別費とよばれるものを表でまとめました。

項目内容
イベント費誕生日やクリスマスのプレゼント代など
自動車税毎年5月に支払う税金
行事父の日、母の日など
保険料年払いにしている保険料など
旅行費旅行代金、お土産代など
入学/進学費制服やカバン・体操服、教科書代など
その他ふるさと納税
特別費(例)

前年の実績や翌年の予定を見ながら、2025年の特別費を書き出してみたので参考にしてください。

特別費2025
2025年 特別費

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特別費については【手書き家計簿】特別費一覧表の使い方で詳しく紹介しています。

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まとめ

家計管理をはじめるときにまずやることは、家計簿をつけること以上に『家計がどんな状況なのかをしっかりと把握すること』です。

  1. 総資産額
  2. 負債
  3. 収入
  4. 支出

この4つの項目をしっかりと把握して家計管理をする目的を決めれば、これからの家計管理がしやすくなること間違いなし!

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これから家計管理をはじめる人・家計管理がうまくいかないなと思っている人は、まずは自分の家計の現状から目をそむけずにしっかりと向き合いましょう。